2023.05.04

窓の考え方

今回は窓の考え方について話したいと思います。

私、窓ってすごい物だと思うんですよ。
室内にいるのに外が見えて、換気にも役立つ。
一見メリットしかないんです。
この一見というのが大事なんです。
ではメリットは皆さんご存じでしょうから窓の欠点からお伝えしていきます。

窓の欠点

欠点その1:熱の逃げ道
実は窓、熱の脱出口になることがあるんです。
ガラスは壁より薄いので移動しやすいのが原因ですね。
最近は窓の性能も上がってますので過剰じゃなければ大丈夫です。

欠点その2:熱の入り口
出ることができるのならば入ることもできるもの
顕著に出るのが夏場ですね。
太陽光で床が温められて床からの放熱という形で温度が上がったりします。
最近では軒等を出したりして対処することが多いですね。

欠点その3:見える
外が見えるのが長所でもありますが短所でもあるんです。
窓が大きいとその分中の生活が見えてしまいます。
プライバシーと採光バランスが重要です。

種類

窓にも種類があります。
・窓のイメージといえば:引き違い窓
・省スペースで気密性◎:滑り出し窓
・洋風建築の定番:上げ下げ窓
・採光、眺望に最適:FIX窓(FIXとは固定という意味)
・玄関ホールでみるオシャレなやつ:スリット窓
・外に出っ張ったもの:出窓(カウンター付きが多い)

大きさ

一階のLDKなどにある大きな窓(掃き出し窓)は約1650×2200などが多いでしょうか。あまり大きすぎても熱関係の問題が出てきますのでいけませんし、小さすぎても採光が取れずくらい部屋になってしまいます。バランスが大切なのです。このバランスですがどの窓を採用するかにもよりますし、外観デザインにも直結するので実は難しい部分でもあるんです。担当者さんとしっかり話し合いましょう。

考え方

窓が多い家もいいと思いますが、先ほどの欠点が多く出ることになります。そのために最上位ランクの窓を使うなど予算が大きくなってしまします。
また窓が多いと掃除が大変、家具の置き場がないなどの欠点も出てきます。私たちは、窓は必要なところに必要な数入れるという考えで窓を作っています。そうすることで、過剰になるくらいならその予算をほかに回すことできます。
続いて窓の位置ですが家の角つまり壁がL字になっているところはあまり窓を入れないほうがいいと言われています。理由としましては、地震から家を守るために壁の中に斜めに入ってる筋交いという材料があるのですが家の角に入れると効率が良いと言われているんです。必須条件ではないのでこんなのあったな程度に覚えておくといいかもしれませんね。

ポイント

窓選びのポイントは
・採光はどうか
・気密性はどうか
・掃除がしやすいか
・デザイン性
上から順に重要度が高いです。選ぶときには気にしましょう。

最後に

ぜひ一度モデルハウスへいらしてみてください。お家づくりをお手伝いいたします。
困ったときは御連絡ください。ご相談に乗らせていただきます。

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